診療報酬と看護師の夜勤との関係とは

夜勤がつらいという看護師は多いですが、その看護体制の立て方や負担の軽減措置のあり方に診療報酬が大きく関わっていることを知っているでしょうか。診療報酬は特定の条件を満たしたときに加算されるものも多く、急性期病院では夜間における看護師の配置や体制が条件を満たしていると加算を受けられるようになっています。

病院としてはできるだけ加算を受けられるようにし、経営に必要な資金を獲得しなければなりません。そのため、診療報酬に可能な限り則った体制や制度を整えるように病院経営が行われているのが一般的です。特に、経済的に余裕がある大病院では積極的な取り組みをしている傾向があり、夜勤の体制を充実させつつ看護師の負担軽減も図られています。

診療報酬を参照するとわかるのが、急性期病院では手厚い看護を行える人数を確保しつつ負担を軽減するための措置が求められていることです。重症患者の受け入れが多いため、夜間の看護体制は12対1や16対1程度にすることが要求されています。ただ、人を増やすだけでなく、それでも夜勤の負担が看護師にとって重荷にならないように負担軽減措置を取らなければ加算を受けられません。

例えば看護補助者を夜間に配置したり、勤務終了から次の勤務開始まで必ず11時間以上空くようにしたりすることが挙げられています。その内容に応じて加算される点数も異なっているため、点数を参考にしながらどの体制を整えるかを経営者が考えているのが通例です。